2010/10/25

敗戦投手

昨日、少年野球の公式戦があった。
4-3から2番手投手としてマウンドに上がった息子。

四球、牽制悪送球、捕手後逸、スクイズ1塁落球、四球
と、1OUTも取れずに降板。

結果は、その後、逆転サヨナラ負け。

人生初の敗戦投手。
かけがえのない心に響く経験。

ありがとう野球!

2010/10/21

努力をはじめるのは

探し物がさっそく見つかった。

昨日、大人の野球の公式戦があった。
そこで僕、エラーしたんだよね。

エラーするとどうなるかって、
やっぱり反省が始まって、その間、何秒か固まっているんだよね。
また、チームの誰かがエラーすると、
そのエラーしちゃった空気がチーム全体を覆ってくるんだよね。
不思議なんだけど。

そこで発見。
エラーは誰でもする。ってこと。
一生懸命のエラーはいいってこと。(プロは別だけど)

じゃ、少年野球のこどもたちがエラーするのって当然。
だって下手なんだからさ。

そうなると、
「100回エラーしたら101回目からエラーしない法則」があるといいと思わない?
そうすれば、
こどもたちは積極果敢にプレイできるはず。

努力とは、自分は下手なんだと自覚して、
100回ミスしてもいいだと思って始めることなんちゃうかなぁ。

2010/10/18

努力はいつからはじめるのだろう

努力をしない選手が多い
詳しくは、
努力を知らない選手が多い

人はいつから努力することを覚えるのだろうか?

人生ではとっても大切なことなのに、
家や学校で学べないことが多くなったよね

野球は、努力することの大切さを学ぶ授業だね

豊か過ぎる社会は不幸社会かもしれない
菅首相は感じているだろうか?

ぼくたちおとな世代が彼らの責任をとらないといけない
ぼくたちおとなが努力することをはじめないなら

2010/10/14

さかさまの関係

僕は、野球を通じて、選手たちからいろいろなことを教わっている。
さらにいえば、野球を通じて、選手たちに遊んでもらっている。
おもしろいなぁ~
意図と実態とは、すべてさかさまになっている。

2010/10/13

足のスペシャリスト

昨日、夜のスポーツニュースで、巨人の鈴木選手をとりあげていた。
クライマックスシリーズは1点を争うゲームゆえ、
足のスペシャリストは切り札になるという論旨。(by 長嶋一茂氏)

その鈴木選手は、相馬高校出身の生え抜き選手。
すでに在籍年数は14年で、最長選手になったとのこと。
(とっても意外だったなぁ)

僕のイメージでは、2008年のシーズンはレギュラーに定着し、年俸もアップ。
しかし、2009年は思うような活躍ができないまま、
育成出身の松本選手にその座を奪われる。
そして、今年も、正位置獲得のためレギュラー争いをしているというもの。

足のスペシャリストではあるが、
ゲーム終盤の一回きりの代走出場に懸ける選手の印象はない。

しかし、番組では代走要員としてのスペシャリストとしての構成だった。


その鈴木選手。
12時にグラウンド入りし、
初回から出場機会が訪れるまで、
ベンチ裏を走っているとのこと。

そして、盗塁成功率は8割越!(スゴイ!)

そんな彼の盗塁への気持ちを一言で言い表した場面があった。
「覚悟を決めています」

初球に盗塁を必ず成功させると、覚悟を決めて臨んでいるそうだ。


この、覚悟の大切さをどう伝えようか。

まずは、コーチングスタッフの覚悟が伝わるところから始めよう。

2010/10/12

野球の原点

日曜日が雨で練習が休みになった。
もちろん少年野球のこと。

とはいえ午前中から晴れ。
地元の地区運動会が終わり、そこに居合わせた数名の選手を誘って小学校に行くと、
すでに野球をやっているではないか!

その姿は昔懐かしいこどもたちの遊びの風景。
好き勝手にチームを作って試合を行っている。

しかし、僕には別の感情が生まれ、
その光景をよしとできなかったことを今反省しながら、
ひょっとして、守備優先のチームづくりというのは小学生には向いていないのかもしれないと。

自由を得たこどもたちは試合がしたい!
守る以上に打ちたい!
それが本当の気持ちならそのとおりの練習でもいいのではないか。

僕のなかにあるその感情を大切にしよう。
選手たちのために。

2010/10/08

野球はだれのもの?

野球はだれのもの?

だれのものでもないけど、
あえて言えば選手たちのもの
と、僕は思う。

だから、
自分でこんな練習したい!
ここをもっとうまくなるための練習をしたい!
から始まると思う。

2010/10/07

自分に集中する

先週末、スキルチェックのフィードバック面談を行った。
もちろん、これも少年野球のこと。

部員の中に、とっても真面目で気がつく選手がいる。
でも、その選手はメンタルの上下が大きい。
というのも、
ちゃんとしていない選手に対し腹が立つこと多いからだ。
いつも口論している。
そして、結局、その選手本人は、無効力感にさいなまれ無気力になる。
そんなことを繰り返している。

で、その選手には、「自分に集中しなさい」と伝えた。
相手に振り回されず、
自分のプレイに集中しなさいと。
そして、いつもいつも、ちゃんとしたところに投げればいいだけだよと。

同席したコーチからは、
もし、相手がミスしたら、「(ちゃんと捕ってくださいね)おねがいします」
とだけ言えばいいぞとアドバイス。

そうしたら、「えっ、それでいいの?」と、驚いた様子。
(いつも彼はおこっている。「とれよ!」と。)

そう、それでいい。
へたもんに振り回されるより、へたもんには「上手くなってくださいね」と、
おねがいすればいい。

2010/10/06

投手志願

僕がコーチをするチーム内で、
最近続々と、投手志願をする選手が現れている。

やりたい気持ちをやりたいと伝えるのはとってもいいこと。
なんにもないよりは、種から芽が出た感じでいい。

でも、志願すればなれると思っているところがある。
もしくは、志願すれば手取り足取り世話してくれると思っている。

これを僕はDS病とよんでいる。
(夜店でかった金魚病でも、ミドリガメ病でも、カブトムシ病でもなんでもいい)

ピッチャーズプレートに立つには、
友達がゲームで遊んでいるときに自分だけは練習する気持ちの強さや、
疲れた日でも練習を欠かさないという、
自分の弱さに打ち勝つ気持ちの強さが必要だよね。

野球を通じてこどもに自由と自己責任を伝えつつ、
自分自身に言い聞かせる毎日。

thanks baseball!

2010/10/05

商売道具

商売道具を大切に使っていない選手が多い。
手入れしていない
保管が悪く型くずれしている
見合ったサイズじゃない
ワゴンセール品をまだ使っている
などなど。

どんなものでも愛情をもって育てれば、
ここぞというところで頑張ってくれるもの。
そいうことを伝えられていない大人も多いのかなぁ。

そういえば、
僕も思い出すことがある。
僕は、夏の甲子園大会予選では、必ずといっていいほど、
一試合に一度だけ、神がかったファインプレイをした。
なぜか、グラブにボールが入っているという感じ。
あれはなんなんだろうね。
やっぱり、野球の神様がいるんじゃないかと思うね。

商売道具は大事に育てよう!

2010/10/04

チーム全員で走ってみたら

練習の最後にチーム全員で走った。
もちろん少年野球での話し。

グラウンド35往復を22分でという目標。

一気に走り出す選手たちに、
最初から言い訳をいい始める選手。

途中、どこどこが痛いと(あきらかに)弱音を言う選手。
(もちろん歩いていいと伝える)
失速するもの最後まで走りきろうとする選手。

たった、「走る」という練習に、
いつもの選手たちの取組み姿勢が、
そのとおり映し出される。

グラウンドで気持ちのない選手は、
まず、「走る」ことができるようになってもらおう。